
ハラスメントの中にはスメルハラスメントというニオイに関するハラスメントが存在します。
梅雨から夏場にかけて特に注意が必要でしょう。スメハラは誰もが加害者になり誰もが被害者になる可能性があるので、ニオイのエチケットは日ごろから意識づけておくことが大事だと思います。
いろいろなスメハラ要素
ニオイと言ってもいろいろな要素があります。物から発する匂いだったり、人から発する匂いだったりします。そしてニオイの好き嫌いは人それぞれです。
なので一概に「これはスメハラですよ」とは言いにくいのですが、例えば、職場で一緒に仕事をしている際に、嫌なニオイのせいで集中力がなくなり、生産性に欠けるようであれば、それはスメハラと言えるでしょう。
そこで職場でのスメハラだと思う嫌なニオイ事例を挙げてみたいと思います。
スメハラ事例
1.たばこのニオイ・・・最近は分煙化されてたばこのスメハラが減っているかと思います。そして電 子タバコの普及もあり、副流煙がきついってことがなくなりつつあります。でも、気を付けないといけないのが衣類や体に染みついたたばこのニオイです。こればっかりはとれないですね。
2.汗のニオイ・・・地球の気温が年々上昇している今日この頃、汗をかかないほうが不健康ですが、汗臭いのはエチケットマナーですよね。ワキシューでニオイを抑えたり、デオドラントシートで汗を拭きとるなどして注意しましょう。個人的にはデオドラントシートのニオイもあまり好きではないので、無臭のモノを使用していただけるとありがたいです。
3.化粧や香水・・・嫌なニオイ=男のイメージをもつことが多いかと思いますが(私の偏見でしょうか)、女性の化粧や香水も刺激が強すぎるとスメハラの原因になります。私はデパートの1階へ行くと頭がクラクラしてしまいます。
4.食べ物のニオイ・・・私の職場はデスクで昼食をとるシステムなのですが、私の隣席の同僚は毎日毎日、カップラーメンを食べています。カップラーメンはおいしいし、嫌いではないですが、毎日毎日食べてもないのに隣からのカップラーメンのニオイを嗅ぐのは頭がおかしくなってしまいます。
ニオイの対策

上記以外にもニオイトラブルはいっぱいありますが、対策をとることも必要です。
1.たばこのニオイの対策・・・たばこを吸い終わったら、ファブリーズなどの消臭スプレーをするなど、ニオイが蓄積しないようにすることが大事だと思います。喫煙ルームなどの密閉された狭い部屋での喫煙は控えたほうがいいです。
2.汗のニオイの対策・・・毎日のお風呂やシャワーに入り清潔な体にすることを心掛け、汗のニオイが気になったら、汗拭きシートやスプレーをしましょう。その汗拭きシートやスプレーも刺激の強いニオイのものは避けるべきです。
3.化粧や香水のニオイの対策・・・社会人として化粧は必要とは思いますが、何事も控え目が大事です。
4.食べ物のニオイ対策・・・ニオイのきつい食べ物は控えるといった、周囲への配慮が大事です。
車の中で食べるという選択もできると思うので、もうちょっと周囲の視線に気づきましょう。
まだまだ原因や対策はありますが、個人がニオイに注意を持ち意識していれば、解決して、お互いが気持ちよく仕事に専念できる問題です。
自分だったら嫌だなと思うことは人にしてはいけません。これは当たり前な考えだと思うので、やはり周囲に対する気遣いが大事になってくるのではないでしょうか。
コメント